岩手・雫石の「慰霊の森」大規模改修完了

2019/11/20 18:22
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1971年に発生した全日空機と自衛隊機の衝突事故の犠牲者を追悼する慰霊の森(岩手県雫石町)の大規模改修が完了し、20日、報道陣に公開された。2020年の五十回忌を前に、老朽化していた「航空安全祈念の塔」を建て替えるなどした。22日に航空自衛隊やANAホールディングス(HD)、遺族代表ら関係者約80人が出席し、竣工式を開く。

慰霊の森で改修された航空安全祈念の塔(20日、岩手県雫石町)

新たな航空安全祈念の塔は、3本の長い石柱が三角すいを形作るように中央に立ち、その石柱の間に14本の短い石柱が並ぶデザイン。犠牲者の多くが静岡県富士市在住者だったことから、祈念の塔の前に立つ訪問者が富士山頂の方向を向くように配置した。

位牌(いはい)を安置する慰霊堂も室内に発光ダイオード(LED)照明を設置し、外壁や階段を改修。祈念の塔や慰霊堂の案内板も新設するなどした。改修は慰霊の森を管理する財団が実施した。総事業費は約5960万円。

22日の竣工式では、慰霊碑前で黙とうした後、財団法人理事長の猿子恵久雫石町長が献花。続いて航空安全祈念の塔の竣工除幕式を行い、空自松島基地の松尾洋介司令やANAHDの伊東信一郎会長、遺族代表らが除幕を行う。

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