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ナス由来の成分で血圧改善効果、信州大学などが成果

信州大学などでつくるナス高機能化コンソーシアムは、ナス由来の成分による血圧の改善効果などを実証した。ナスの成分の一つコリンエステルを一定期間、高血圧者などに投与したところ血圧が低下するなどした。機能性表示食品のサプリメント開発につなげる。

臨床試験は高血圧者の中でも比較的低い部類に入る1度高血圧者と血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)の計100人を対象に実施した。対象者の半数はカプセルに詰めた粉末状のコリンエステルを1日あたり4個、12週間摂取した。

試験開始から8週間で、摂取者の最低血圧(拡張期血圧)が摂取しなかった人と比べて平均3.3ミリHg低下した。12週間後には、摂取者のうち正常高値血圧者で抑鬱などネガティブな気分を示す指標が低下し、気分の改善もみられた。今後は機能性表示食品としてサプリメントや生鮮ナスなどの販売を目指す。

同コンソーシアムはナス栽培農家の所得向上に向け、2017年度に発足した。信大のほか、北海道情報大学や化学メーカーのADEKAなどが参加している。

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