菊池事件訴訟 2月に判決、熊本地裁で結審

2019/11/20 17:02
保存
共有
印刷
その他

ハンセン病患者とされた男性が特別法廷で死刑判決を受けて執行された「菊池事件」を巡り、検察が再審請求しないのは違法だとして元患者6人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟は20日、熊本地裁で結審した。判決は来年2月26日。

事件ではハンセン病療養所への入所を通告された男性が1952年、熊本県内の村職員を殺害したとして殺人罪に問われた。同県合志市の療養所「菊池恵楓園」などに設けた「特別法廷」で審理され、無実を訴えたが死刑が言い渡された。

原告側は憲法違反の手続きで審理されたと主張。国は「個別の国民には法律上の利益がない」として、請求を退けるよう求めている。

再審請求は有罪判決を受けた人や遺族のほか、検察にも認められている。男性の遺族が請求をためらっていることから、原告らが検察に再審請求を要望したが、最高検は「事由がない」と回答し、請求しなかった。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]