NYダウ102ドル安 高値警戒感で買い控え

北米
2019/11/20 6:47
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比102ドル20セント(0.4%)安の2万7934ドル02セントで終えた。前日まで連日で過去最高値を更新しており、高値警戒感から買い手控えムードが強まった。ホームセンターのホーム・デポが大幅安となったこともダウ平均を押し下げた。

ホーム・デポは6%近く下げる場面があった。19日発表の2019年8~10月期売上高が市場予想を下回り、20年1月期の売上高見通しを引き下げた。1銘柄でダウ平均を88ドル押し下げた。

航空機のボーイングの下落もダウ平均の重荷だった。18年に事故を起こした小型機「737」について、米運輸委員会(NTSB)からエンジンの設計のやり直しを求められたと伝わり、嫌気した売りが出た。原油安でエクソンモービルやシェブロンなど石油株も総じて売られた。

米中貿易交渉を巡る目立った材料はなかったが、市場では交渉が長引くとの観測が広がっており、買い手控えにつながった面もある。トランプ米大統領は19日、「中国は私が望む(ような形で)取引をせざるをえなくなるだろう」と閣議で述べた。膠着感を打破するため、中国に譲歩を要求したと受け止められた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。連日で過去最高値を更新した。前日比20.720ポイント(0.2%)高の8570.658で終えた。アムジェンなどバイオ医薬品株の上昇が目立ち、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイスも指数上昇に寄与した。

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