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森保J、ちぐはぐプレーでベネズエラに惨敗

2019/11/19 23:04
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1-4という点差はピッチ上で示された力の差を妥当に表しているようにみえた。ただ、そうなる原因は日本自身がつくった印象も拭えない。

【関連記事】・サッカー日本、ベネズエラに完敗 国際親善試合

大勢が決してしまった前半。日本はメンバーをシャッフルしたうえに、普段はやらない2トップの構成。前方では味方同士で動きを打ち消し合いノッキング、後方からのつなぎもスムーズにいかない。うまくかみ合わない状況で、手応えの十分すぎる相手を前にするというかみ合わせの悪さ。止血もままならず、スコアはみるみる0-4に。

ベネズエラに敗れ肩を落とす日本イレブン

ベネズエラに敗れ肩を落とす日本イレブン

日本のヒールパスが無人のエリアへ転がり、バックパスはあらぬ方角へ向かう。中島のドリブルで攻めがスイッチオンするのはいいが、その奔放なドリブルは相手をてこずらせる一方、味方もうまく呼応できなかった。

ベネズエラはボールを動かすテンポも守備での寄せも常に半歩、日本より先。日本は間合いを詰めているつもりが寄せにならず、突破できそうで阻まれる。細かいようで大きい、細部の質の差。

代表の層を厚くするトライをできる親善試合のはずが、予想外の惨状でその余裕はなくなった。絶望からどう立ち直れるのか、テーマが変わったなかで後半に意地はみせた。「チームが糸の切れたたこになり、バラバラになってはいけない。選手はもう一度顔を上げ、気持ちを奮い立たせた」と森保監督。途中出場の古橋や永井が活力を加え、ゴールへ迫る時間も増えた。それでも崩しの最後の部分で精度とパワーが一歩、足りない。

ホームで4失点はハリルホジッチ監督下で低迷期といえた2017年12月の韓国戦以来。「結果の責任は私にある」と森保監督。この一戦ですべてが台無しになるわけではないが、「吹田の惨劇」は良薬としては苦すぎる。

(岸名章友)

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