新潟県、コメ品質で研究会 異常気象への対応検討

2019/11/19 19:52
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新潟県は19日、県産米の品質改善に向けた2回目の研究会(座長、高橋能彦新潟大教授)を新潟市内で開いた。参加した専門家らは2019年産米の品質に悪影響を及ぼした異常気象について、水管理の徹底や高温耐性がある新品種の開発といった対応策を検討した。11月中にも最終報告書にまとめて県に提出する。

研究会ではまず、専門家の分析や農家への聞き取り調査結果をまとめ、県産米の品質悪化は8月中旬のフェーン現象が主な要因だと結論づけた。平野部を中心に高温の影響が他県よりも広範囲に及び、新潟産米全体の品質を押し下げた。

研究会はこうした現状を踏まえ、フェーン現象への注意喚起や、地域の特性に応じて水温上昇を抑える水管理の必要性を訴えた。一方でフェーン現象の影響を完全に防ぐことは困難だとして、被害を最小限に抑えるための品種や田植え時期の分散も提案した。

19年の新潟産米の1等米比率は軒並み悪化した。9月30日時点でコシヒカリは20.8%、こしいぶきは52.6%、ゆきん子舞は65.2%だった。

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