白馬交通(長野県白馬村)は12月21日、新潟県糸魚川市と「ハクババレー」と呼ばれる大町市・白馬村・小谷村のスキー場群を結ぶ新規路線バスの運行を始める。長野市と白馬村を結ぶ路線も同日、開設する。長野―白馬の路線には、外国語対応ができるスタッフを乗務させるほか、英語のホームページから事前予約できるようにし、白馬で増え続けるインバウンド需要を取り込む。
白馬交通は白馬村や小谷村内で路線バスを運行しており、白馬地域と域外を結ぶ路線を設けるのは初めて。
「北アルプスエリア―糸魚川連絡バス」はハクババレーの10スキー場のそばに停車する。北陸新幹線糸魚川駅と白馬エリアを結んで関西方面からの利便性を高める。料金は1500円。1日4便で、2020年3月31日まで運行する。
「長野―白馬シャトル」は「JHNトラベル」(白馬村)のホームページから座席が予約できる。英語や中国語に対応し、料金はクレジットカードで事前決済できる。北陸新幹線長野駅前の「ホテルメトロポリタン長野」と、「エイブル白馬五竜」スキー場などを結ぶ。バスには外国語に対応するスタッフが同乗する。料金は2300円。1日8便で、20年3月1日まで運行する。