藤井七段、タイトル初挑戦逃す 広瀬竜王が王将に挑む

囲碁・将棋
2019/11/19 19:45 (2019/11/19 20:49更新)
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対局を振り返る広瀬章人竜王(右)と藤井聡太七段(19日、東京都渋谷区)

対局を振り返る広瀬章人竜王(右)と藤井聡太七段(19日、東京都渋谷区)

将棋の第69期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦が19日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、広瀬章人竜王(32)が藤井聡太七段(17)を破り、リーグ成績5勝1敗でタイトル挑戦を決めた。藤井七段は勝てば17歳5カ月(七番勝負開幕時)での挑戦となり、屋敷伸之九段(47)が1989年に棋聖戦で挑戦した際の17歳10カ月を超え最年少記録を更新するところだった。

藤井七段がタイトル挑戦の最年少記録を更新する可能性は現在、2次予選に進出している第91期棋聖戦だけとなった。

広瀬章人竜王(19日、東京・渋谷)

広瀬章人竜王(19日、東京・渋谷)

この日の将棋は二転三転の大激戦だった。藤井七段が時間に追われながらも繰り出した勝負手が奏功し最終盤では勝勢となったが、最後の最後でかけられた王手に受け間違う痛恨のミス。藤井玉が詰んでしまった。

広瀬竜王は「最後にギリギリ詰みがあって運がよかった」と振り返った。藤井七段は「最後に間違えたのは残念。結果としてそれが実力かなと。実力を高めてまた頑張りたい」と声を絞り出した。

王将戦の挑戦者決定リーグは、前年リーグの上位者や予選を勝ち抜いた計7人で挑戦権を争う。予選から勝ち上がった藤井七段は今回、広瀬竜王、豊島将之名人(29)、羽生善治九段(49)らトップ棋士がずらりと並ぶ激戦のリーグで奮闘。挑戦にはあと一歩届かなかったものの、4勝2敗の好成績でリーグ残留を決めた。広瀬竜王と渡辺明王将(35)の七番勝負は2020年1月12日に開幕する。

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