グーグル、渋谷にスタートアップ支援拠点を開設

スタートアップ
2019/11/19 19:06
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グーグルのスンダー・ピチャイCEO。スタートアップ支援拠点の開設に登場した(19日、東京・渋谷)

グーグルのスンダー・ピチャイCEO。スタートアップ支援拠点の開設に登場した(19日、東京・渋谷)

米グーグルは19日、日本でのスタートアップ支援拠点を東京・渋谷に開いたと発表した。2020年2月から人工知能(AI)を活用する起業家向けに3カ月間の支援プログラムを実施し、対象者は設備を無料で利用できる。スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「伝統と革新が共存する東京に深い感銘を覚える。情熱を持って日本の起業家と事業の成功を支援する」と述べた。

支援拠点の名前は「Google for Startups Campus」で、グーグルのオフィスと同じ複合高層ビル「渋谷ストリーム」に開設。創業間もない企業を対象に、20年2月から3カ月間の集中支援プログラムへの募集を始めた。最大12社が参加し、交流や飲食のスペース、会議室などを自由に使える。

集中支援ではグーグルが機械学習や人材育成などのトレーニング、社員による製品開発のサポートなどを提供する。また同社が世界各国で支援する起業家、ベンチャーキャピタル(VC)との交流会も実施する。20日から順次、起業家向けの交流会などを開く。

グーグルがスタートアップ支援拠点を設けるのはロンドン、テルアビブ、サンパウロ、ソウルなどに続き、世界で7カ所目。グーグルはスタートアップだった01年、米国外で初めての拠点を渋谷に設けた経緯がある。

グーグルによると、世界の起業家の女性比率は17%だが、同社の支援拠点を利用する起業家の女性の参加率は37%という。同社でスタートアップ支援を担当するアグニエシュカ・ヴィエニェク氏は「投資家、メンター、専門家が物理的に会う場所として貢献したい。特に女性起業家をサポートしたい」という。

(工藤正晃)

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