地銀の不良債権処理費2倍 4~9月、中小の経営悪化
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地方銀行の苦境が続いている。上場する78の地銀・グループの2019年4~9月期連結決算について、18年に巨額の赤字だったスルガ銀行を除いてみると、不良債権の処理費用が前年同期の2倍以上になった。リーマン・ショック後に支援を続けた中小企業の経営難が響いた。7割にあたる56行が最終減益か赤字で、事業の改革を進める必要性が高まっている。
投資用不動産向け融資で不祥事があったスルガ銀は18年4~9月期に巨額の赤字に...
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