世界の都市ランク、大阪は29位 東京と差広がる 民間調査

2019/11/19 20:30
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森ビル系のシンクタンク、森記念財団都市戦略研究所(東京・港)は19日、2019年の「世界の都市総合力ランキング」を発表した。大阪は29位で18年の前回調査(28位)に比べ順位を下げ、4年連続で3位を維持した東京と差が広がった。25年国際博覧会(大阪・関西万博)を控えるなか、観光・交流分野などの一層の充実が課題となりそうだ。

ランキングは世界48都市を対象に、経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野の70指標を点数化し、総合評価した。

経済分野では国内総生産(GDP)成長率などで順位を下げた。研究・開発分野はスタートアップ環境が見劣りしている。大阪では産学官が集まり、24年夏にまちびらきするJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」で新事業を生み出すイノベーションの拠点づくりを目指している。

一方、文化・交流分野は評価が高まった。ホテル客室数は14位から7位へと向上した。インバウンド(訪日外国人)の拡大を受け、大阪市中心部でホテル開発が相次いでいる。東京五輪・パラリンピックを控えた東京も5位から1位に向上した。

大阪は万博開催に向け外国人観光客のさらなる拡大が期待できる。同研究所は「文化・交流分野は伸びしろがある。世界を引き付けるインフラ整備が進めば、都市として成長できるだろう」と話している。

大阪府政策企画部企画室は「今後、詳しい結果が公表され次第、改めて評価を分析し、ランキングのランクアップにつなげていきたい」とコメントした。

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