世界都市総合力、東京3位維持 民間調査

2019/11/19 16:57
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森ビル系シンクタンクの森記念財団都市戦略研究所(東京・港)は19日、2019年の「世界の都市総合力ランキング」を発表した。東京は4年連続で3位を維持したものの、「経済」の分野で評価を下げた。2位のニューヨークとの差が広がった。

世界の主要都市を「経済」「文化・交流」「環境」など6分野の70指標で点数で評価した。19年は対象にメルボルンやヘルシンキなどの4都市を追加し、48都市を順位づけた。8年連続の1位となったロンドンなどトップ10の順位は18年から変化がなかった。

東京の総合スコアは前年比39.8ポイント低下の1422.2。総合スコアが前年を下回るのは6年ぶり。経済のうち国内総生産(GDP)成長率の指標が33位から38位、優秀な人材確保の容易性が25位から31位に下がった。経済の分野では北京に抜かれ3位から4位に下がった。

世界の都市総合力ランキングを説明する森記念財団の市川宏雄理事(19日、東京・港)

世界の都市総合力ランキングを説明する森記念財団の市川宏雄理事(19日、東京・港)

ロンドンの総合スコアは23.2ポイント低下の1669.1だった。混迷が続く欧州連合(EU)離脱交渉の影響を受けた可能性がある。ニューヨークの総合スコアも22.1ポイント低下の1543.2だった。4位のパリも6.2ポイント低下の1387.7だったが、東京との差を18年の68.1ポイントから34.5ポイントに縮めた。

森記念財団の市川宏雄理事は「東京は今のところ経済を活性化する政策が見当たらない」と指摘する。だが、20年の東京五輪・パラリンピック以降、「観光客が増えるなど経済が良くなる効果があるだろう」(市川理事)と分析する。

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