サーキュラーエコノミーを考える(10) 市民が防ぐ「コモンズの悲劇」
大阪商業大学准教授 原田禎夫

やさしい経済学
コラム(経済・金融)
2019/11/20 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

なぜ、環境は過剰に利用され、劣化してしまうのでしょう。一般に経済市場で取引される財と比べ、水産資源や森林資源、水資源などの天然資源は、誰でも利用できる一方で、再生産能力を超えて消費されれば枯渇してしまいます。

生態学者のG・ハーディンは、こうした資源に明確な所有権が設定されていない場合、適切に保全しようとするインセンティブが働かず、過剰な利用が資源枯渇を招くことを示しました。「コモンズの悲劇」と…

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