農水ファンド、目標達成困難に 農相「抜本的に見直す」

2019/11/19 16:46
保存
共有
印刷
その他

江藤拓農相は19日の閣議後記者会見で、官民ファンドの農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)の2019年度の投資目標は「ほぼ無理だ」との見通しを示した。今年度は110億円の投資を目指していたが、4~9月期で16億円にとどまった。江藤農相は同ファンドについて「抜本的に見直す」と語り、今後の事業のあり方を検討する方針を示した。

A-FIVEは農家が主体となって食品加工や小売りに乗り出す事業などに出資する。1件当たりの出資金額が約1.1億円と小規模で、ファンド運営のコストに見合った利益が上げにくいという問題がある。農水省は食品産業の事業再編や合理化などへファンドの出資対象を拡大し、案件発掘を進めている。

財務省が12日に開いた財政投融資分科会では、委員から「店じまいや他との連携も必要ではないか」との指摘もあった。農水省と財務省は20年度予算編成の過程で具体的な経営の見直し策を詰める。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]