香港情勢、「独立機関による調査を」 米国務長官が懸念

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2019/11/19 7:00
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【ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は18日の記者会見で、混迷を深める香港情勢について「(香港当局から)独立した形で抗議デモに関わる事件の調査に取り組むよう、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官に求める」と表明した。デモ隊は警察の暴力行為を検証するために独立した調査委員会の設置を当局に求めており、米政府も明確に賛同した形だ。

ポンペオ米国務長官は独立機関による暴力事件の調査を香港当局に求めた=ロイター

ポンペオ氏は香港の混乱に「深刻な懸念」を改めて示したうえで「香港を安定させる責任は主に香港当局が負っている」と指摘。「香港当局は市民の懸念に対処するために明確な措置を取らなければいけない」と述べ、独立調査の必要性に言及した。

香港市民は1997年の香港返還時に認められた自由を求めているだけだとして「中国共産党は約束を尊重しないといけない」と述べ、香港当局の強硬姿勢を後押しする中国政府をけん制した。習近平(シー・ジンピン)政権が反発を強めるのは確実だ。

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