ロシア、拿捕のウクライナ艦船を返還 緊張緩和アピール

ヨーロッパ
2019/11/19 6:41
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【キエフ=小川知世】ロシア外務省は18日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島近海で、2018年11月に拿捕(だほ)したウクライナ艦船3隻を同国に返還したと発表した。ウクライナ東部紛争を巡り、両国とフランス、ドイツの4カ国首脳会談が12月9日にパリで開かれるのを前に、緊張緩和に前向きな姿勢をアピールする狙いとみられる。

17日、ケルチ海峡付近でロシアの船にえい航されるウクライナ艦船(右)=AP

ウクライナ海軍も同日、艦船の引き渡しが始まったと発表した。ロシア外務省は「必要な捜査を終了し、ロシア領内にとどめる必要がなくなった」と説明した。艦船が領海を侵犯し挑発行為をしたと当時のウクライナ政権を改めて非難した。

艦船はクリミア半島とロシアの間にあるケルチ海峡で、ロシア当局の銃撃を受けて拿捕(だほ)された。乗組員24人はロシアとウクライナが9月に実施した拘束者交換で同国に引き渡された。

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