南シナ海行動規範の重要性確認 拡大ASEAN国防相会議

中国・台湾
東南アジア
2019/11/19 1:43
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【バンコク=岸本まりみ】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、米国、中国、韓国など18カ国は18日、バンコクで拡大ASEAN国防相会議を開いた。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題などについて話し合い、紛争回避のための「行動規範」を早期に策定することの重要性を確認した。

バンコクで開かれた拡大ASEAN国防相会議(18日)

会議後に公表した「持続可能な安全保障のためのパートナーシップ推進に関する共同声明」では「航行と上空飛行の自由を維持、尊重する」との文言を盛り込み、中国をけん制した。

南シナ海をめぐっては中国が軍事拠点化や資源開発の動きを活発化し、日米やベトナムが強い懸念を示している。同会議のために訪タイしているエスパー米国防長官は「中国の違法行為の正当化を認めてはならない」と同国を強く批判し、対立が懸念されていた。

タイ国防省の高官は会議後の会見で「会議は総じて友好的な雰囲気だった」と強調。「大国が席をともにする良い機会になった」と成果を主張した。

拡大ASEAN国防相会議はアジア太平洋地域で国防相級が出席する唯一の政府主催の国際会議。今回で6回目で、日本からは河野太郎防衛相が出席した。

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