エミレーツ、エアバス中型機50機購入 1兆7千億円

2019/11/18 23:59
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【ドバイ=白石透冴】中東最大の航空会社、エミレーツ航空は18日、欧州エアバスから中型機「A350XWB」を50機購入すると発表した。カタログ価格で160億ドル(約1兆7千億円)に相当する。機材の大型機への偏りを減らしつつ、中東で伸びると見込む中距離路線などの旅客増を取り込むねらいがある。

18日、取材に応じるエミレーツのシェイク・アハメド会長兼CEO(ドバイ航空ショー)

2023~28年にかけて機材を受け取る。2月にA350を30機買う意向を明らかにしているが、今回の発表では購入を正式決定し、さらに機数を50機に引き上げた。

中東で増える中距離路線の需要に応えるため、燃費が良く小回りも利くA350が扱いやすいと判断したもようだ。エミレーツのシェイク・アハメド会長兼最高経営責任者(CEO)は18日、日本経済新聞などの取材に「市場の変化に対応した契約だ」と語った。

同社は2月に、A350とは別の中型機「A330neo」40機を買う意向も示したが、18日の発表では触れていない。A350の購入機数を増やした代わりにキャンセルするのではとの臆測も流れるものの、アハメド氏は「まだ交渉中だ。今はキャンセルしたとか、してないとかは言えない」と述べるにとどめた。

世界的な景気の減速や燃料価格の上昇などを受け、同社の業績にはブレーキがかかっている。19年3月期の純利益は前の期比69%減の8億7100万ディルハム(約258億円)となった。

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