「嫌疑に断固対抗する」 逮捕から1年、ゴーン元会長弁護団

2019/11/19 7:00 (2019/11/19 12:37更新)
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弁護士事務所に入る日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(19日、東京都千代田区)

弁護士事務所に入る日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(19日、東京都千代田区)

日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護団は19日、2018年11月に東京地検特捜部が元会長を逮捕してから同日で1年が経過したことを受け、「ゴーン氏は無実であり、真実に反する嫌疑に断固として対抗する。決意が揺らぐことはない」などとする声明を公表した。

声明は「検察は独立性を欠き不公正な日産の調査に依拠する一方、ゴーン氏の無実を証明する重要な証人の供述を無視している」と検察側を批判。捜査について「経済産業省や日産関係者が関与して行われた」と主張、「日産に回復不能な損害を与え、株式価値を著しく毀損した」とした。

ゴーン元会長は19日午前9時すぎ、東京都千代田区の弁護士事務所が入るビルに到着した。報道陣の問いかけに応じることなく終始無言だった。

ゴーン元会長は保釈の条件として、妻のキャロルさんとの接触が禁じられている。声明では「ゴーン氏は潔白を証明し、家族と再会する機会を心待ちにしている」と元会長の心境を明かした。

ゴーン元会長は、役員報酬計約91億円を有価証券報告書に記載しなかった金融商品取引法違反のほか、サウジアラビアとオマーンの知人側への送金などを巡る会社法違反(特別背任)の罪で起訴された。

5月から東京地裁で争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが進められ、早ければ20年春に裁判が始まる。

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