瀬戸内の観光・通販 DMO、KDDIと提携

中国・四国
2019/11/18 19:34
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瀬戸内エリアの観光推進を目指す「せとうちDMO(観光地経営組織)」を構成する瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市)は18日、次世代通信規格「5G」などを使った観光振興でKDDIと提携したと発表した。携帯会社の技術や顧客基盤を生かし、瀬戸内エリアの物産品を全国に広めるほか、より多くの観光客を呼び込むことを狙う。

まず、KDDIが運営するインターネット通販サイトで、せとうちDMOが地元企業から仕入れた食品や調味料の販売を始めた。DMOも通販サイトを運営しているが、利用客は関西圏が中心。KDDIとの連携で顧客層を全国に広げる考え。

観光振興では、VR(仮想現実)を使った新たなコンテンツなどの開発を目指す。大容量のデータを瞬時に送受信できる5Gを使うため、リアルタイムで観光地のVR映像を遠隔地に配信することなどが可能になる。

KDDIにとっては自社の通販サイトの品ぞろえを拡充したり、自社の5G回線の利用を広域で増やせたりするメリットがある。

またKDDIは携帯電話サービス「au」で、許諾を得たユーザーの位置情報を分析している。観光客の動向を調べ、瀬戸内エリア一帯の周遊を促す仕組みづくりなどに生かす。

せとうちDMOは瀬戸内海の沿岸7県の官民によるせとうち観光推進機構と、金融機関が中心の瀬戸内ブランドコーポレーションで構成し、2016年に発足した。地元の観光事業者などをサポートする月額制のサービスを手がけており、現時点で約800社が加入している。

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