不登校児のための私立小が開校へ 全国初、20年春に

2019/11/18 18:22
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東京都私立学校審議会は18日、学校法人東京シューレ学園(東京・葛飾)が江戸川区に開設を計画している不登校児のための私立小学校について設置を認めることが適当とする答申を出した。年内にも正式に認可される見通しで、2020年4月に開校する。

同校は不登校の子どもに配慮して柔軟な時間割が組める「不登校特例校」の指定も文部科学相から受ける予定。現在、全国で12校が特例校に指定されているが、私立の小学校は初めてとなる。

開校するのは「東京シューレ江戸川小学校」。今年3月に閉校した区立小学校の校舎などを利用する。開校当初は4、5、6年生のみ計51人を受け入れ、段階的に学年を増やす。全学年がそろう24年度の総定員は70人を予定する。

小学生対象の不登校特例校は全国に2校あるが、いずれも公立。公立校は基本的に地元自治体の小学校に在籍する児童しか受け入れられないが、私立にはそうした縛りはない。

同学園は葛飾区で特例校の中学校を運営しており、東京シューレ江戸川小は葛飾区を含む近隣自治体などからも子どもを受け入れる。通いやすいよう登校は午前9時以降とし、授業時間は一般の小学校の8~9割程度に抑える方針。体験学習などを充実し、将来の自立に必要な力を養う。

NPO法人東京シューレの理事長で同小校長に就任する奥地圭子さんは18日、「子どもたちが安心して、楽しく育つことのできる学校にしたい」と話した。

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