マツダはスポーツ車「ロードスター」を一部改良して12月5日に発売すると発表した。先進の安全機能を採用したほか、スマートフォンとつながる「マツダコネクト」も使えるメニューを広げた。ボディーカラーに7色目となるグレーを設定した。根強い人気を誇る人気モデルでバリエーションを増やし需要を喚起する。
安全機能としては歩行者との接近を検知するとドライバーに警告を出す。これまでの昼間に加えて、夜間にも対応して自動ブレーキをかけてくれる。「マツダコネクト」も、スマホの音楽アプリや地図アプリを車載ディスプレーで操作できる機能を追加した。
価格は260万1500円から。2019年4月に予約受け付けを始めた3000台限定の特別仕様車はオレンジを用意した。ロードスターは1989年の誕生から30周年を迎えた。累計販売台数は今年9月末時点で、109万台を超えた。
マツダは大幅改良した「新世代商品群」を今年、集中投入している。第1弾となった小型「マツダ3」で採用したグレーを基調にしたボディー色「ポリメタルグレーメタリック」をロードスターでも展開する。