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東証大引け 続伸、米株高や香港株高を好感 東エレクが年初来高値

18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比113円44銭(0.49%)高の2万3416円76銭で終えた。米中貿易協議の進展期待から前週末の米株式市場で主要3指数がそろって過去最高値を更新し、東京市場でも運用リスクを取る動きが優勢だった。大規模デモの混乱が続く香港・ハンセン指数をはじめアジア各国・地域の株価指数が堅調に推移したことも株高の支援材料となった。ただ、年初来高値圏で推移するなか、利益確定売りも出て買い一巡後は伸び悩んだ。

朝方の日経平均は前週末終値を挟んで一進一退の展開が続いた。ダウ工業株30種平均が節目の2万8000ドルを初めて上回るなど、前週末の欧米株高を好感する買いが入った半面、上値では利益確定売りに押されて下げに転じる場面もあった。ただ、香港を中心にアジア各国・地域の株価指数が上昇すると、日経平均は騰勢を強めた。

買い一巡後は上値の重さが目立った。2019年4~9月期の決算発表が終わり、手がかりとなる新規材料に欠け、後場は積極的な売買を見送る投資家も多かった。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)は63円程度にとどまった。東証1部の売買代金も概算で1兆9051億円と、10月28日以来3週ぶりに節目の2兆円を割り込んだ。

JPX日経インデックス400は続伸。終値は前週末比39.54ポイント(0.26%)高の1万5174.57だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、4.05ポイント(0.24%)高の1700.72で終えた。

東証1部の売買高は12億2347万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1090と、全体の約5割を占めた。値下がりは973、変わらずは90銘柄だった。

経営統合で基本合意書を締結したと発表したZHDLINEが高い。東エレクは年初来高値を更新した。エーザイ小野薬が上昇し、任天堂ソニーソフトバンクGが買われた。一方、東レセブン&アイが安い。SUBARUJFEの下げも目立った。第一生命HDT&Dなど保険株が下落し、旭化成キリンHDも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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