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物価統計、新たに30品目 パックご飯・高齢者おむつなど

総務省は消費者物価指数(CPI)の2020年基準改定で、調査対象に新たに約30品目を追加する。共働き世帯の増加や高齢化など社会の変化に伴って支出が増えているカット野菜やパックご飯、高齢者用おむつなどを20年1月の調査から加える。CPIへの反映には1年程度のデータが必要で、21年中ごろをメドに価格の公表を始める。

CPIは一般家庭で購入額が多い商品やサービスの価格を調べ、基準の年を100として物価の変動を測る。消費行動の変化を踏まえて5年に一度、対象とする品目や比重を入れ替えている。

20年の基準改定では共働き世帯の増加を受け、味付け肉やカット野菜、パックご飯などを加える。家事の時間節約につながるものだ。消費者の高齢化も反映し、吸水ケア用品(高齢者用おむつ)や葬儀料も加える。

健康志向の高まりも映し、シリアルやサラダチキンを追加する。13年ごろからコンビニ各社が販売を始めたサラダチキンは高たんぱく質・低カロリーのダイエット食として高い人気がある。あおり運転への警戒感から購入が急増しているドライブレコーダーも追加品目のひとつとなる。

現在の15年基準は585品目が調査対象。総務省は今後1年ほどかけて除外する品目を検討する。消費支出額の平均で、1万分の1以上を占めることなどが対象の品目に採用される基準となる。

CPIの品目入れ替えは常に時代の変化を反映してきた。5年前の改定ではコンビニコーヒーの広がりを受けて店頭で購入するセルフ式のコーヒーや、電動アシスト自転車など33品目を加えた。一方で支出が減っていたお子様ランチや競馬場入場料などは除外した。前回の基準改定時には品目や比重の見直しに伴う影響はほとんどなかった。

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