井山王座が快勝、1勝1敗に 囲碁王座戦第2局

囲碁・将棋
2019/11/16 18:12 (2019/11/16 19:36更新)
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囲碁王座戦第2局に勝ち、対局を振り返る井山王座(左)。右は芝野名人(16日午後、甲府市)

囲碁王座戦第2局に勝ち、対局を振り返る井山王座(左)。右は芝野名人(16日午後、甲府市)

16日朝から甲府市の常磐ホテルで打たれていた第67期囲碁王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第2局は午後6時10分、井山裕太王座(30、棋聖・本因坊・天元)が211手で挑戦者の芝野虎丸名人(20)に黒番中押し勝ちした。5連覇がかかる井山王座が地力をみせ、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

(最終譜面・211 手まで)
●161(122)●175(162)●177(147)○178(146)●181(150)○182(153)●185(147)●191(170)○192(146)●195(147)○198(146)●201(147)○204(146)●207(147)

(最終譜面・211 手まで)
●161(122)●175(162)●177(147)○178(146)●181(150)○182(153)●185(147)●191(170)○192(146)●195(147)○198(146)●201(147)○204(146)●207(147)

持ち時間各3時間のうち残りは王座2分、挑戦者1分。第3局は18日、同じ常磐ホテルで打たれる。

序盤戦は井山王座が人工知能(AI)発祥の打ち方で足早に地合いを稼ぐ一方、芝野名人は中央に大きな勢力を築いた。右辺から踏み込んだ黒73に対して挑戦者が白74、76と厳しく分断。「白が主導権を握る戦いとなった」との見方で立会人の小林光一名誉棋聖ら検討陣の意見は一致した。

ただ黒石の一団を攻める上辺の折衝で、挑戦者にやや緩い手があったようだ。白は中央下方を大きくまとめたが、王座が左上の大石を仕留めて快勝。解説の山下敬吾九段は「一瞬の隙を突いてペースを奪うと、相手にはチャンスを与えずに勝ちきった。王座の強さが光る一局だった」と話す。

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