ルノー次期トップ、VW傘下のデメオCEO浮上

2019/11/16 5:23
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【パリ=白石透冴】仏自動車大手ルノーの次期最高経営責任者(CEO)に、独フォルクスワーゲン(VW)傘下でセアト(スペイン)のルカ・デメオCEO(52)の名前があがっていることが分かった。トヨタ自動車での勤務経験を持つイタリア人で、日本の企業文化への知識もあるなどとして有力視される。12月半ばまでの正式決定をめざす。

VW傘下のデメオCEOがルノー次期トップに浮上している=ロイター

複数の仏メディアが報じた。デメオ氏はルノーやフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)などの勤務を経て、2015年からセアトのトップを務める。経営手腕は周囲に評価されており、フランス語など欧州の5カ国語を話す。

ルノーは他の候補も検討しており、仏部品大手フォレシアのパトリック・コレールCEOが2番目の候補者だという。ファブリス・ブレジエ元エアバスCEO、仏化学大手アルケマのティエリー・ルエナフCEOの名前も取り沙汰される。

ただ関係者は日本経済新聞の取材に「候補者の絞り込みはまだ終わっていない」と語った。仏経済紙レゼコーによると、今後3~4人に絞り込み、ルノーの指名委員会に諮る考えだ。

ルノーでは元会長兼CEOのカルロス・ゴーン被告が辞任した後、ティエリー・ボロレ氏が19年1月に後任となった。しかし経営手法への批判が高まり、10月に解任された。現在は最高財務責任者(CFO)のクロチルド・デルボス氏が暫定CEOに就いている。

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