三菱電機は15日、自社ブランドの太陽光発電システムの製造および販売を2020年3月下旬をめどに終了すると発表した。今後は再生可能エネルギーを使って消費エネルギーを自給自足するビルや住宅などの分野に注力する。
太陽光パネルと太陽光発電の基幹装置である電力変換装置の生産をやめる。三菱電機は18年3月に太陽光パネルの中核部材であるセルの生産を中止した。今回の発表は太陽光発電に関連する自社ブランド機器の製造・販売からの実質的な全面撤退となる。ビルや住宅分野で太陽光発電システムが必要になる場合は京セラ製品を紹介する。