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連係不発も守備手堅く 森保J、抜け目なく4連勝

2019/11/15 20:13
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【ビシケク=岸名章友】サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選F組の日本は14日、敵地ビシケクでキルギスを2-0で下し、4連勝とした。前半、南野(ザルツブルク)のPKで先制し、後半には原口(ハノーバー)が直接FKで追加点を挙げた。

日本―キルギス戦の後半、FKで2点目を決め、酒井(19)らと喜ぶ原口(手前左から2人目)=共同

キルギスは「これで日本を攻略する」という明確な形をぶつけてきた。左DFから正確なサイドチェンジで一気に右へ展開し、長友(ガラタサライ)らの手を焼かせた。2トップの裏にもMFを2人配する独特の布陣で、ボール回収からゴール前へと迫力ある攻めをみせた。

対する日本が、めぼしい形を見せられたとは言いがたい。短いパスをつなぐのが難しいピッチでつなぎにこだわる愚は犯さなかったが、連係・連動は芳しくなく、セットプレーのチャンスを逃さずうまくしのぎきったという印象が残る。

2次予選を無失点で4連勝。この上ない結果ではあるが、「こうして勝っているときほど自分たちの足元をみつめるようにしたい」と柴崎(デポルティボ)。まだまだ、と表情からうかがえる。

とはいえ、一つも取りこぼしていないことはチームが最低限できることのレベル、下限の高さも示している。GK権田(ポルティモネンセ)は語る。「欧州CLでも戦っている選手らが、アジア相手でもやるべきことを抜け目なくやっている。攻守で切り替える、走る。子どもでもできそうなことを(懸命に)やり切っている。それが(4連勝の)秘訣では」

ボールを追う、奪い返す、守備時に味方のサポートへ走る。試合を壊さず安定させるためのプレーが、必須として森保監督からたたき込まれている。FW永井(FC東京)、MF原口という、ともに守備でも奮闘できる2人の起用は、大破につながる水漏れをまずは起こさないという意味で手堅い。監督も油断をしなかったということだろう。

今のままで欧州や南米の上位クラスに通用するかは別として、簡単に大崩れはしないチームとしての土台は、予選を通じて築かれつつあるようだ。

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