LGBTに対して不適切放送 テレビ山口が謝罪

2019/11/15 18:51
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テレビ山口(山口市)は15日、地元向け情報バラエティー番組「週末ちぐまや家族」の9日の放送回で、LGBT(性的少数者)に対して不適切な内容があったと発表した。取材を受けた人を「珍 女性のような男性」という字幕を付けて紹介するなどした。同社は「ご本人ならびに関係者の方々に深くおわび申し上げます」と謝罪コメントを出した。

同社によると、問題となったのは、タレントが県内各地を訪ね歩いて珍しいものを見つけるVTRコーナー。作業着姿で車のオイル交換をする人を見つけたタレントが「オイル交換? 女性で?」「変わっているって言われませんか?」と話し掛けて取材した後、本人のいないところで親族を取材。本人に確認や許可を取らないまま、性別について強調する字幕などを放送した。

同社は放送後、本人から内容にショックを受けたと抗議を受けた。池田泰総務局長は「制作者のLGBTに対する理解と配慮が欠けていたことが原因。取材対象者への確認も怠っており申し訳ない。再発防止策を検討する」と説明。本人に直接謝罪するという。

5月には読売テレビ(大阪市)の報道番組で、取材先の性別を明らかにしようとした企画が問題化。番組は放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会で審議されている。

〔共同〕

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