中部横断道、山梨県内の経済効果135億円 山梨大試算

サービス・食品
関東
山梨
2019/11/15 18:51
保存
共有
印刷
その他

山梨大学と山梨経済同友会は、中部横断自動車道が全線開通した場合、山梨県内への経済効果が135億円になるとの試算を発表した。山梨大の武藤慎一准教授が同友会の依頼を受け、中部横断道の整備前と後を比較し、輸送コストの低下や、交通量の増加に伴う生産やサービス需要の増加などを基に分析した。

中部横断自動車道が開通すれば山梨、静岡両県の所要時間が短くなる(赤い線が県境、樽峠トンネル内)

試算によると、山梨県内では1世帯あたり年4万1400円、県全体で年間135億円の所得増加が見込まれるという。静岡県は1世帯あたり年1万3100円で、県全体では182億円となるなど、全国への経済効果の総額は8850億円になるとした。

全線開通した場合、山梨県と静岡県の県庁間の所要時間は1時間短縮され1時間40分となる。武藤准教授は山梨と静岡の間で貨物や旅客が30~40%増えると分析し、生産の増加や観光の活性化など広範囲で経済への波及効果が期待できるとした。

中部横断自動車道は17日午後3時に、富沢インターチェンジ(IC、山梨県南部町)と南部IC(同)の区間(6.7キロ)が開通し、2020年中に全線開通が予定されている。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]