職場のAI利用率、世界10カ国で日本が最下位 民間調査

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2019/11/15 18:44
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日本オラクルが発表した世界10カ国・地域の企業の人工知能(AI)の利用状況調査によると、日本の職場におけるAIの利用率は29%となり、10カ国・地域で最下位となった。管理職らマネジャーとロボットのどちらを信頼するかに関して、ロボットと回答した率は日本は76%となり、世界平均の64%を上回った。

調査は米オラクルと米フューチャーワークプレイス社が7月2日~8月9日にネット上で実施した。日本のほか米英仏、中国、インド、オーストラリアなど10カ国・地域が対象。回答者は18~74歳の正社員で、有効回答数は8370人だった。

職場でのAIの利用率は高度IT(情報技術)人材が豊富なインド(78%)が1位で、中国(77%)とアラブ首長国連邦(UAE)(66%)が続いた。AIがよく使われる業務は「従業員や顧客のデータ収集」、「顧客への応答」、社内業務の補助などの「デジタル・アシスタント」が上位だった。

「マネジャーよりAIやロボットを信頼する」と回答した人は1位からインド(89%)、中国(88%)、シンガポール(83%)でAIの利用率が高い国が上位に並んだ。日本は76%で世界10カ国・地域の平均64%を上回った。

「AIやロボットがマネジャーよりも優れているところ」に関しては、世界共通で「偏見のない情報提供」、「仕事のスケジュールの維持・管理」が上がった。一方、「マネジャーがAIやロボットよりも優れているところ」では「従業員の感情の理解」、「従業員の指導」が上位だった。

「将来、AIやロボットがマネジャーに置き換わる」と回答した人は10カ国・地域では32%のところ、日本では19%だった。

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