千葉県、おもてなしポスト6000カ所 日本郵便と連携

2019/11/15 18:37
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2020年の東京五輪・パラリンピックをにらみ、千葉県が街なかでの「おもてなし」に工夫を凝らしている。県内全域の郵便ポストに貼り付けたQRコードをスマートフォンで読み取ると、観光やグルメの情報を得られるサービスを11月に始めたほか、東京都との県境付近には来県者を歓迎する看板を設置し、県のイメージ向上を図る。

県内6000カ所の郵便ポストにQRコードを記したシールを貼付する(11日、千葉県庁)

県内約6000カ所の郵便ポストを「おもてなしポスト」として活用する。日本郵便と連携してポストの前面にQRコードを記したシールを貼り、県の観光情報サイトや観光庁監修の災害情報アプリに手軽にアクセスできるようにする。

観光情報サイトは英語や中国語、韓国語など7カ国語に対応し、観光名所やイベント、ご当地グルメを紹介する。緊急地震速報や気象特別警報を伝える災害アプリはインドネシア語やポルトガル語、タガログ語を含む11カ国語に対応する。

おもてなしポストの第1弾として、11日に県庁敷地内のポストにQRコードを貼り付けた。記念式典に出席した森田健作知事は今秋の台風や大雨の被害に触れ「国内外からの多くの観光客に対し、ポストから安心・安全に関する情報を送る」と述べた。

周辺都県との境界付近では「県境おもてなし作戦」と銘打ち、観光客を歓迎する新たな看板を設置する。県のマスコットキャラクター「チーバくん」が花束を抱えて来県者を歓迎するカラフルなデザインを採用し、従来の県境看板に比べて車中からでも目に止まりやすくした。

9月に東京都葛飾区と千葉県松戸市を結ぶ葛飾橋に第1号の看板を掲げたのを皮切りに、京葉道路や首都高速湾岸線、国道14号にも設置する予定。千葉と神奈川をつなぐフェリーの発着場にも設置を検討する。

県の推計によると、20年大会では県内の競技会場に五輪・パラリンピック合計で90万人が来場する。街なかでのおもてなし充実で千葉県への好感度を高め、観光面のリピーター確保につなげる。

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