幸福度の指標、経済で重み増す 日立製作所・矢野和男フェロー シンガポール国立大・アガルワル教授
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■日立製作所・矢野和男フェロー
――非伝統的なオルタナティブ(代替)データの重要性は増しているようにみえます。
「オルタナデータが重要なのは、経済の実態を正確に把握する目的だけにとどまらない。例えば組織の生産性を高めるために構成員がどれくらい幸せな状態であるかを測る指標も求められている」
「従来の研究では自己申告制のアンケートでしか測ることができなかった。そこで専用の着用可能なセンサーやスマートフォンで計測し...
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