比国でも遺骨取り違えか DNA型鑑定で10人分

2019/11/15 17:54
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戦没者遺骨収集事業を巡るシベリア抑留者の遺骨取り違え問題で、厚生労働省は15日、2010年6~7月にフィリピンで収集した遺骨2191人分のうち、少なくとも10人分がDNA型鑑定の結果、日本人ではない可能性があると発表した。残りは現地で焼いたため鑑定は難しいという。

同省によると、11年6月の遺骨のDNA鑑定に関する専門家会議で、10人分が「日本人のものではない」との報告があった。取り違えた可能性が指摘された遺骨はフィリピンの数カ所で収集した遺骨の中から、今後DNA鑑定ができるかどうかを確認するため試験的に鑑定したものだった。

同省は11年10月にフィリピンで収集した遺骨の一部について「戦没者のものとは考えにくい遺骨があった」とする検証報告書を公表したが、今回問題となった10人分の鑑定結果は報告書に盛り込まれていなかった。

遺骨収集事業を巡っては、1999年から15年間でロシア国内の9カ所で収集した遺骨597人分について日本人のものではない可能性があることが今年9月に発覚。外部有識者によるチームが10月から省内の対応に問題がないかを調査。その過程で今回の事例が明らかになった。

〔共同〕

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