日本酒酵母使ったチリ産ワイン 都内百貨店などで販売 - 日本経済新聞
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日本酒酵母使ったチリ産ワイン 都内百貨店などで販売

ワインを輸入・販売するトゥエンティーワンコミュニティ(東京・港)は日本酒酵母で発酵させたチリ産ワイン「ぎんの雫(しずく)」の本格販売を始めた。日本酒酵母を使ったワインは珍しい。三越日本橋本店(東京・中央)やレストランで扱う。

同ワインはセ氏10度以下の低温で長期間発酵させたことで生まれる強いうまみと、日本酒のようなほのかに甘い吟醸香を持つ。白ブドウのソーヴィニヨン・ブランのワインとシャルドネのワインの2種類を販売する。価格はそれぞれ税別2980円。

醸造を手がけたのはフランス出身の醸造家、パスカル・マーティ氏で、ワインの酵母よりも低い温度で発酵する日本醸造協会(東京・北)の7号酵母を使った。温度が低いと発酵はゆっくり進むため、発酵期間はワイン酵母の約15日に対し、40~110日かけた。「その分、うまみが多くなった」(同氏)という。

商品名やラベルデザインのコンセプトは人気ワイン漫画「神の雫」の原作者、亜樹直氏が担当した。

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