日大アメフト部元監督ら不起訴 危険タックル問題

2019/11/15 17:02
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日本大アメリカンフットボール部の危険タックル問題で、東京地検立川支部は15日、傷害容疑で刑事告訴された内田正人元監督(64)と井上奨元コーチ(30)について、

東京都内で行われた定期戦で、パスを投げ終えた関学大選手に背後からタックルする日大の選手(関学大提供・一部画像処理をしています)=共同

タックルをした選手(21)とのやりとりなどから「選手の共犯と認めるには疑いが残る」として嫌疑不十分で不起訴とした。選手は被害者と示談が成立しているとして起訴猶予処分とした。

不起訴処分を受け、内田元監督は「日本大学および学生スポーツに対する社会の信頼を低下させたことについて深くおわび申し上げる」とのコメントを発表。タックルをした選手は「今回の経過と処分を重く受け止め、今後の糧とさせていただきます」とする文書を代理人を通じて出した。

被害者側の刑事告訴を受けて捜査した警視庁は2019年2月、内田元監督と井上元コーチからの傷害を意図する指示はなかったとして「犯罪とは認められない」とする捜査結果を東京地検立川支部へ送付した。

立川支部は、タックルをした選手との試合前のやりとりや試合中の行動を検証した結果、内田元監督と井上元コーチの刑事責任は問えないと判断した。

危険タックルがあったのは2018年5月6日、東京都調布市で行われた日大と関西学院大の定期戦。日大の守備選手がパスを投げ終えて無防備な関学大の選手に背後からタックルし、約4週間のけがを負わせた。日大の第三者委員会は18年6月、部員らの証言をもとに内田元監督らの指示を認定し、日大は同7月に内田元監督と井上元コーチを懲戒解雇した。

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