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データとソロバン 常勝ホークスの野球道

プロ野球動かしたテック族(7)

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2010年10月28日、都内で開かれたドラフト会議。甲子園のアイドルで「ハンカチ王子」と呼ばれた斎藤佑樹ら話題の選手たちの指名が終わり、閑散とし始めた会場に最後まで残っていたのが福岡ソフトバンクホークスだった。育成枠の4位が千賀滉大、5位に牧原大成、そして最終の6位に甲斐拓也。

「データがありません」

テレビ中継のアナウンサーが思わず「データがありません」とつぶやく...

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プロ野球動かしたテック族

戦後に国民的娯楽の地位を築いたプロ野球は15年前、存亡の危機にあった。近鉄・オリックスの合併構想を機に噴出した球団再編運動。2004年、選手たちによる史上初のストライキを機に、球界は勃興し始めていたネット産業の起業家たちと出会う。リーマンショックの4年前、マネーがあふれユーフォリア(陶酔)という言葉を耳にすることが増えたころの話だ。テックの旗手たちはいかにプロ野球を動かし、今の再生へとつなげたのか。 (この連載は本編10回、番外編3回で構成します)

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