たこ焼きロボ 職人の手さばき習得への道
コネクテッドロボティクス・沢登哲也社長 前編(日経STARTUP X)

2019/11/22 6:30
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具材をセットさえすれば、アームが巧みな手さばきで生地を充填し、クルクルとたこ焼きを焼き上げる。そんな調理マシンがスーパーのフードコートにデビューした。開発したコネクテッドロボティクス(東京都小金井市)は調理場の人手不足解消につながる様々な機器を相次ぎ投入していく構え。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演した沢登哲也社長は「ロボットで飲食業に革新を起こす」と力強く宣言した。

イトーヨーカドー幕張店(千葉市)に導入されたたこ焼きロボットは、エンジニアらが自ら職人の技を習得するといった手間をかけて完成させた。沢登社長は再現するのがとりわけ難しかった作業を挙げるとともに、数あるメニューのなかからたこ焼きを選んだことについては3つの理由があったと説明する。もっとも、出来上がった商品をお客に渡す「接点」の部分は店員が担当すべきだ、と沢登社長。「調理場での人間の仕事がなくなることはなく、ロボットとの役割分担が大事」と語った。

沢登哲也(さわのぼり てつや) 1981年生まれ。2005年東大卒、08年京大大学院修了。外食業での勤務や産業用ロボット関連事業の起業などを経て14年にコネクテッドロボティクスを起業

沢登哲也(さわのぼり てつや) 1981年生まれ。2005年東大卒、08年京大大学院修了。外食業での勤務や産業用ロボット関連事業の起業などを経て14年にコネクテッドロボティクスを起業

たこ焼きロボと同時に実用化したのがソフトクリームを巻くロボット。労力やコスト削減だけでなく、売り上げアップにもつなげたいとの思いから子供が喜ぶ犬のキャラクターを採用した。沢登社長はこのロボットを引き合いに、飲食業へのロボット導入に際しては「アートとロジックの組み合わせが重要」との持論を展開した。

(2019年10月25日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています
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