山手線始発から一部区間で運休、工事の影響で

2019/11/15 15:40 (2019/11/16 10:32更新)
保存
共有
印刷
その他

東京都心部を一周するJR山手線の3分の1に当たる区間(上野―東京―大崎)が16日、始発から午後4時ごろまでの予定で運休した。山手線の運休区間と並行する京浜東北線品川―田町間も終日運休。JR東は上野東京ライン、埼京線、りんかい線を増発し、東京メトロなどが振り替え輸送に当たった。

建設中のJR山手線新駅「高輪ゲートウェイ」(14日午後、東京都港区)=共同

建設中のJR山手線新駅「高輪ゲートウェイ」(14日午後、東京都港区)=共同

2020年春、品川―田町間に開業する高輪ゲートウェイ駅に線路を通すための切り替え工事のためで、1987年にJR東日本が発足してから、山手線が工事を理由に運休するのは初めて。56万人に影響する見込みだ。

山手線全線の運転本数が通常に戻るのは午後6時ごろで、JR東は振り替え輸送の利用や、ツイッターなどで発信する運行状況の確認を呼び掛けた。駅でも案内放送を繰り返して注意を求めた。

今回の工事では、田町―品川間の山手線内・外回りと京浜東北線大宮方面行きの計3本を現在の場所から東側に移す。品川駅でも京浜東北線大宮方面行きの線路が、3番線から4番線に変わる。

16日未明、品川駅周辺の3カ所では計約2千人が作業。重機で古い枕木やレールを撤去したり、新たに設置するレールを「山越機」と呼ばれる特殊な機具で運んだりして作業を進めた。レールを固定する手順では、40~50人の作業員が一斉に「よっこら」「せーの」と声を上げながら、長さ1メートル超のバールを動かし、位置をミリ単位で調整していた。

JR東の工事担当者は「狭いスペースでさまざまな作業をする必要があり、山手線を止めざるを得ない。影響が出るのは申し訳ない」と話した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]