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「要求あれば国会で説明」 首相、桜を見る会で

安倍晋三首相は15日、毎年春に首相主催で開いている「桜を見る会」に関し「政府としては国会から求められれば、説明するのは当然だ」と述べた。会前日の夕食会の会費を巡り、野党が公職選挙法違反の可能性を指摘していることについては「事務所で対応していると聞いている」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

「桜を見る会」と自身の後援会との問題で記者の質問に答える安倍首相(15日、首相官邸)

桜を見る会を巡っては、首相の事務所が会を組み込んだ観光ツアーへの参加を受け付ける文書を地元・山口県の支持者らに送っていた。会の前日には会費5千円で後援会員らが首相夫妻を囲む「前夜祭」を都内のホテルで開いた。野党は「公職選挙法が禁じる選挙区内の有権者への寄付行為だ」と指摘し、首相に予算委員会など国会での説明を求めている。

菅義偉官房長官は15日の記者会見で桜を見る会の招待者名簿が会の終了後1カ月未満で廃棄されていたことに関し、公文書管理の在り方を現時点で見直す必要はないとの考えを示した。「招待者名簿は内閣府で従前から保存期間1年未満の文書として、終了後遅滞なく廃棄する取り扱いをしている」と説明した。

菅氏は「招待者名簿は(桜を見る)会の終了をもって使用目的を終える。全て保存すれば個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要も生じる」と強調した。

政府が招待者名簿を5月9日に廃棄していたことは立憲民主党などがつくる野党追及チームの会合で判明した。同日には共産党の宮本徹衆院議員が国会質問のために、内閣府などに桜を見る会についての資料を要求していた。菅氏は名簿廃棄との関連性を否定した。

野党は首相が後援会関係者を多数参加させるなど私物化していたとして批判を強めている。政府は13日、2020年の桜を見る会の中止を発表していた。

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