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英を条約違反で調査、EU 欧州委員候補を送らず

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は14日、英国が12月にも発足する次期欧州委に委員(閣僚に相当)候補を出さないのはEU条約違反の可能性があるとして調査を始めたと発表した。今もEU加盟国の英国はルール上は委員候補を出す必要があるが、英国は欧州委の要請に応じていない。

現在の欧州委員会でセキュリティーを担当する英国出身のキング欧州委員=ロイター

欧州委によると、フォンデアライエン次期委員長は2回にわたってジョンソン英首相に委員候補を出すよう書簡を送っていた。度重なる英離脱の延期で、英国がなおEU加盟国であるためだ。EU条約は加盟国は欧州委員候補を出すよう定めている。しかし英側は少なくとも12月12日の総選挙が終わるまでは候補を出さないと回答した。ジョンソン政権は2020年1月31日までにEUを離脱する意向だ。

フォンデアライエン氏は12月1日の新委員会発足を目指しているが、「条約違反状態」であることが確認されれば発足できない可能性がある。欧州委の報道官は14日の記者会見で「解決策を探っている」と語った。欧州委は今後の調査の内容次第で、英国を欧州司法裁判所に提訴することを検討する。

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