米民主・下院議長、新NAFTA「年内の承認めざす」

トランプ政権
中南米
2019/11/15 6:06
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【ワシントン=鳳山太成】米野党・民主党のペロシ下院議長は14日の記者会見で、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の承認について「今年に終えるのが目標だ」と述べた。民主党がトランプ政権に求めてきた協定の修正作業が、近く終わる見通しだという。与野党の対立で滞っている新協定の批准手続きが進む可能性がでてきた。

ペロシ下院議長は新NAFTAの早期承認に前向きな姿勢を示した(14日、ワシントン)=AP

民主党は新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」の修正協議を米通商代表部(USTR)と重ねている。ペロシ氏は政権との合意が「近い」と指摘し、合意後速やかに実施法案を採決する方針を示した。与党・共和党が主導する上院での承認は「迅速に進むことを望んでいる」と語った。

与野党はトランプ大統領の弾劾調査を巡って激しく対立している。ただ民主党はNAFTA見直し自体には前向きだ。大統領選が実施される20年に入れば法案審議が難しくなるため、年内の採決が必要との見方が多い。

トランプ政権は2018年11月、カナダ、メキシコとUSMCAに署名した。下院で過半数を握る民主党が労働者の権利や環境の保護を強化するよう協定文の見直しを要求し、上下院での承認作業に時間がかかっている。

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