中国、米国産鶏肉の輸入禁止を解除 約5年ぶり

トランプ政権
2019/11/15 5:25
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【ワシントン=鳳山太成】米通商代表部(USTR)は14日、中国が米国産鶏肉の輸入禁止措置を解除したと明らかにした。中国は2015年1月から鳥インフルエンザの流行を理由に、すべての輸入を禁じていた。米国は年10億ドル(約1100億円)以上の輸出につながると歓迎している。米中が貿易協議が進めるなか、歩み寄りを演出する狙いもありそうだ。

米中は農産品の輸入拡大策を議論している(10月、中国の劉鶴副首相(左)と会談したトランプ氏=AP

USTRによると、17年8月には鳥インフルエンザの懸念が払拭されたにも関わらず、輸入禁止措置が続いていたという。米国は措置が発動される前の13年に、中国に5億ドルの鶏肉製品を輸出した。米国は世界で2番目に大きい鶏肉の輸出国。

USTRのライトハイザー代表は「米国の農家と中国の消費者にとって素晴らしいニュースだ」と歓迎する声明を出した。

両政府は中国による米農産品の輸入拡大を巡って交渉している。米国が年500億ドルの輸入を約束するよう求めているのに対し、中国側は抵抗しているもようだ。鶏肉の輸入再開は中国が前向きな姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。

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