7河川の洪水メール未配信 台風19号で国交省ミス

2019/11/14 20:46
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国土交通省は14日、台風19号で氾濫したり氾濫の恐れがあったりした国管理の7河川で、住民に危険を伝える緊急速報メールを配信できていなかったことを明らかにした。相次ぐ氾濫で出先機関が混乱し、作業ミスがあったとみられる。氾濫発生情報や氾濫危険情報は発表していたが、直接伝達の不備により住民の避難が遅れた恐れがある。

台風19号による大雨で千曲川の堤防(中央左)が決壊した(10月13日、長野市)=共同

地元自治体がメールや防災行政無線などで独自に注意喚起していた可能性もあるが、詳細は確認できていないという。同省担当者は「大変申し訳ない」と陳謝した。

7河川のうち、吉田川(宮城県)と千曲川(長野県)は実際に水があふれたが、氾濫発生情報を伝えるメールが送れていなかった。

氾濫の恐れがあった吉田川、鳴瀬川、竹林川(以上宮城県)、鬼怒川(茨城県)、烏川、碓氷川(以上群馬県)では氾濫危険情報を伝えるメールが未配信だった。これとは別に茨城県の涸沼川、桜川、藤井川で氾濫危険情報を発表していなかったことも明らかにした。

14日はこうした情報伝達の課題を検証するため気象庁と合同で設置したチームの初会合を開催。今後、有識者の意見も聞いて来年3月までに改善策を取りまとめる。

〔共同〕

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