愛知の芸術祭に脅迫文 無職男に有罪、名古屋地裁

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2019/11/14 19:10
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愛知県で開催されていた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の会場に脅迫文を送りつけたとして、威力業務妨害罪に問われた同県稲沢市の無職、堀田修司被告(59)の判決が14日、名古屋地裁であった。板津正道裁判長は「職員に強い恐怖心を抱かせた」として懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

名古屋地裁の庁舎(名古屋市中区)

板津裁判長は判決理由で「元従軍慰安婦を象徴した少女像の展示を中止させようと脅迫文を送った」と指摘。京都アニメーション放火殺人事件の直後にガソリン携行缶を持ち込むと脅した点を挙げ、発生まもない時期であり悪質だと述べた。

判決によると、堀田被告は8月2日、名古屋市東区の会場に「大至急撤去しろや。さもなくば、ガソリン携行缶持っておじゃますんで」などと書かれた脅迫文をコンビニからファクスで送った。

少女像を含む企画展「表現の不自由展・その後」はテロ予告や脅迫の電話が相次ぎ、一時中止となった。県は10月8日、抽選で入場者を制限し、手荷物検査などの対策を取ったうえで再開した。

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