秋田・角館の古民家ホテル、20年3月開業 JR東日本

2019/11/14 17:55
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JR東日本秋田支社は14日、秋田県仙北市角館町に古民家ホテルを2020年3月16日に開業すると発表した。観光客の多い武家屋敷通りにある3つの蔵を大規模改修(リノベーション)する。インバウンド(訪日客)や日本人の家族連れを客層に、宿泊料金は平日素泊まりで1人1泊2万円前後から。角館を滞在型観光地として売り込む。

武士蔵は刀のレプリカを置くなど武士の文化や暮らしを感じてもらう(JR東日本秋田支社提供)

武士蔵は刀のレプリカを置くなど武士の文化や暮らしを感じてもらう(JR東日本秋田支社提供)

施設名称は「和のゐ 角館」。歴史的建築物を活用したホテルの新ブランド「和のゐ」の第1弾となる。市所有の観光施設「あきた角館 西宮家」敷地内の2つの蔵(1919年築)を借り受けるほか、飲食店から江戸時代末期の蔵を取得する。

西宮家の武士蔵(旧前蔵)、ガッコ蔵は延べ床面積がそれぞれ150平方メートル、101平方メートル。「反物蔵」は186平方メートル。漬物たるをモチーフにした浴槽を設置したり、刀のレプリカや反物を置いたりする。昔の生活風景にタイムスリップしたような感覚を楽しんでもらうという。

2つの蔵を改修する「あきた角館 西宮家」(14日、秋田県仙北市)

2つの蔵を改修する「あきた角館 西宮家」(14日、秋田県仙北市)

いずれも1棟貸しで定員は4~6人。夕食は提供せず周辺の飲食店を紹介する。JR東子会社の秋田ステーションビル(秋田市)が運営する。

14日の記者会見でJR東日本秋田支社の木村英明支社長は「歴史や文化を体感できる宿で、観光客に角館の良さを感じてもらいたい」と話した。仙北市の門脇光浩市長は「角館は宿泊施設が少ない。(JRのホテルは)交流人口拡大の大きなエンジンだ」と期待を述べた。

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