里見女流王座が勝ち1勝1敗に 将棋・リコー杯女流王座戦

囲碁・将棋
2019/11/14 17:08 (2019/11/14 19:41更新)
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第2局を制した里見女流王座(14日、岐阜市)

第2局を制した里見女流王座(14日、岐阜市)

将棋の第9期リコー杯女流王座戦(特別協力・日本経済新聞社)五番勝負の第2局が14日、岐阜市の「十八楼」で指され、午後5時5分、133手で先手の里見香奈女流王座(27)が挑戦者の西山朋佳女王(24)を破り、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

持ち時間各3時間のうち、残りは里見女流王座25分、西山女王29分。第3局は27日、福島県郡山市の「郡山ビューホテルアネックス」で指される。

(投了図は▲6四角まで)

(投了図は▲6四角まで)

この日の将棋は、女流王座が居飛車、挑戦者が三間飛車の対抗形に。女流王座は6八金上(27手目)と後手の急戦を警戒した後、手損ながら穴熊に囲う工夫をみせた。

3一飛(52手目)と後手だけ一歩交換を果たした辺りは振り飛車十分と思われたが、女流王座の3二銀(71手目)~5四銀の強襲が「さすがのパンチ力」(立会人の福崎文吾九段)で、飛車を成り込むことに成功。西山女王は「中盤、(後手から見て飛車がある)左側でもっと丁寧に指すべきだった」と悔やむ。

その後、挑戦者も自陣に駒を打って粘ったが、女流王座は細い攻めをつないで後手玉を寄せ切った。里見女流王座は「堅さを生かして攻められ、実戦的には指しやすいかと思った」と振り返った。

〈指し手〉

▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲4八銀△3二飛▲2五歩△3三角▲6八玉△4二銀▲7八玉△6二玉▲5八金右△7二銀▲4六歩△7一玉▲3六歩△8二玉▲9六歩△9四歩▲4七銀△5二金左▲5六銀△5四歩▲1六歩△5三銀▲6八金上△1四歩▲7七角△6四歩▲8八玉△7四歩▲9八香△7三桂▲9九玉△6三金▲8八銀△6五歩▲7八金△6四銀▲8六角△5五歩▲4七銀△5一角▲6八金右△8四歩▲6九金△3五歩▲同歩△同飛▲3六歩△3一飛▲7九金寄△4二角▲3七桂△7五歩▲2四歩△同歩▲4五歩△3四飛▲4四歩△同飛▲4八飛△7六歩▲4六銀△7五銀▲4五銀△8六銀▲同歩△4三飛▲3二銀△3三飛▲5四銀△8六角▲6三銀成△同銀▲4一飛成△7二銀打▲8七歩△7五角▲4五桂△3六飛▲4三銀成△4六飛▲5三金△7四角▲2一竜△4五飛▲8六桂△8五角▲6三金△同角▲7四銀△3一歩▲6三銀不成△同銀▲5三角△6四銀打▲3一角成△7二金▲3二竜△5一金▲6四馬△同角▲7四銀△4二歩▲6三銀成△同金▲7四銀△7二銀▲6三銀成△同銀▲7四金△同銀▲同桂△8三玉▲3四竜△4三飛▲6四竜△6三銀▲同竜△同飛▲5四角△5三飛▲6三銀△8一角▲7二銀打△同角▲8二桂成△同玉▲7二銀成△8三玉▲6四角まで133手で里見女流王座の勝ち

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