味の素、次世代がん治療・診断へ共同研究

ヘルスケア
2019/11/14 13:26
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味の素は新たながん治療や診断の技術の確立に向け、神奈川県立がんセンター(横浜市)と共同研究を始める。血液中のアミノ酸濃度を分析し、肺がんについて患者ごとに治療薬などの効き目や相性を調べられるか研究する。医療機関などと連携し、食品事業で培ったアミノ酸研究の蓄積を新たな技術の開発につなげていきたい考えだ。

13日に発表した。神奈川県立がんセンターと研究開発契約を結ぶほか、横浜市立大学、久留米大学とも連携して研究を進める。味の素は血液中のアミノ酸濃度のバランスでがんや心筋梗塞などのリスクを調べるサービス「アミノインデックス」を展開しており、技術を次世代型の治療や診断に生かす。

具体的には肺がんについて、多くの治療薬から患者ごとに合ったものを事前に検査するための技術の確立を目指す。現在は投与後に効き目や相性が判明する場合が多いため、副作用など患者の負担が大きい。事前に適切な治療薬がわかれば、こうした課題の解決につながる。

味の素は三大疾病のがんや脳卒中、心筋梗塞の予防につながるサービス開発のため、10月に太陽生命保険などとも業務提携した。自社の技術を生かしつつ連携の幅を広げることで、予防医療の事業展開に力を入れる。

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