中国投資が過去最低 1~10月、5.2%増に鈍化

2019/11/14 11:03
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マンションや工場の建設など固定資産投資は前年同期より5.2%増えた

マンションや工場の建設など固定資産投資は前年同期より5.2%増えた

【北京=原田逸策】中国国家統計局が14日発表した2019年10月分の主な経済統計によると、マンションや工場の建設など固定資産投資は1~10月の累計で前年同期より5.2%増えた。伸び率は1~9月(5.4%)より鈍化し、統計を遡れる1996年以降で最低だった。景気対策の一つの柱であるインフラ投資が伸び悩んだ。

道路、空港などのインフラ投資は1~10月の累計で前年同期比4.2%伸びた。伸び率は1~9月(4.5%)から減速した。地方政府がインフラの建設資金を調達する債券の発行が息切れしている。マンションやオフィスビルの建設を示す不動産開発投資は1~10月の累計で同10.3%増と1~9月(10.5%)から伸びが鈍った。

10月の工業生産は前年同月より4.7%伸びた。9月は5.8%増に急回復したが、10月の伸びは大幅に鈍化した。自動車や鉄鋼、セメントの生産が振るわなかった。

スーパーや百貨店、電子商取引(EC)などの売上高を合計した社会消費品小売総額は、10月に前年同月比7.2%伸びた。伸び率は9月(7.8%)から縮小した。11月のECの大規模セール前に、多くの人が買い物を先送りした可能性がある。

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