韓国「国民行事」の大学入試、パトカーが学生送迎

朝鮮半島
2019/11/14 10:10
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【ソウル=細川幸太郎】韓国で14日、日本の大学入試センター試験に相当する大学修学能力試験が実施された。ソウル市で今期初の氷点下となった寒空のもと、全国1185の会場で約55万人が受験した。出身大学が就職など将来を大きく左右する学歴社会の韓国で同試験は国民的行事だ。遅刻しそうな受験生を警察官がパトカーや白バイに乗せて急行する場面もみられた。

氷点下の寒空の下、試験会場前では後輩たちが受験生にエールを送った(14日午前、ソウル市)

試験会場となったソウル市の梨花女子高校の正門前では試験開始の2時間前、午前6時半ごろから後輩の学生40人ほどが待機。試験に臨む高校3年生に「これまでの努力を見せるときです」などとエールを送った。

同校では試験開始直前、サイレンを鳴らしたパトカーが猛スピードで学校敷地内まで進入し、運動場を横切って会場玄関まで受験生を送り届けた。後輩や両親らはパトカーに拍手を送った。

試験当日は交通渋滞を減らそうと公共機関や多くの企業が出勤時間を1時間遅らせ、英語のリスニング試験の時間には航空機の離着陸も制限された。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日「あすは皆さんの日だ。結果を心配しすぎずにいつも通りやってください」とツイッターに投稿した。

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